ボリビア旅行記 ラパス市内

今日はラパス市内でフリー行動。
まずは、かのエルネスト・カブール氏が館長を務める、楽器博物館へ。タクシーで、昨日も行ったハエン通りへ。

入口の立て看板に、ロランド・エンシーナス、エルネスト・カブールが競演するとおぼしき来週のステージのビラが。既に帰国してるはずの日程で見に行くことはかなわず、残念…。

博物館敷地内に謎のパラボラ。中心部には…、鍋が! 太陽光を集めて沸かすらしい。実際あとで女性がスープ作ってた。

館内には、カブール氏が趣味で集めたらしい、おびただしい数の楽器が展示されている。

亀、アルマジロの甲羅を胴にしたチャランゴ

アルマジロのアルパ(ハープ)。こんなにでかいアルマジロがいるのか…。

いろんなマトラカ。そういえば、オルーロでカーニバルのパレードを見てたときにガイドが言っていたが、ダンサーのチームはそれぞれ同じ職業のひとたちで構成されていて、その職業にあったマトラカを用意するそう。トラックの運転手なら車の形のマトラカ、というように。

これは楽器なのか? 発明者「エルネスト・カブール」って書いてありますが…。

謎。どういう楽器なのか。

星形チャランゴスティーブ・ヴァイのトリプルネックを上回る!

これも楽器か謎。

小さなコンサートホール。エンシーナスとのライブはここでやるのだろう。

壁にはシュールな絵が飾ってある。

楽器博物館を見終え、急坂を歩いて下り、サンフランシスコ教会へ。ラパスの中心地にあるとても大きな教会。


併設の博物館へ。屋根の上にも出られる。

中庭のカフェで休憩。コカ茶!

このあと、サガルナガ通りでお土産物や巡り。高山病&腹痛で体調はかなり悪い…。さっき休憩したばかりだが、レストランでまた休む。アスパラガスのスープ。

体調も少し持ち直し、再び街歩き。毛糸製品と楽器(エレキチャランゴ)を購入。楽器屋は、お土産用のナンチャッテ楽器のお店を含めてたくさんある。しかし、あれば買いたいと思っていた、ソリッドボディのチャランゴを置いているお店は3店舗しか見つけられず(エレアコだともう少しある)。うち2店舗のモノは、オクターブがずれている残念な品だったため、残る1店舗にて購入。値切ったけどあんまり安くならなかったなー。でも日本で買うよりはさすがに安い。

買い物を済ませ、いったんホテルへ。

ラパスでの最終夜、ペーニャに行くかどうか迷っていたが、というか、体調不良と、現代のペーニャは完全に観光客向けという情報から、相当テンションが下がっていたが、せっかく地球の裏側まで来たということで一念発起。その前に腹ごしらえ。ホテル近くの韓国料理店。さすがの馴染める味で気分も回復!

タクシーでペーニャへ。

チャランゴのソロの前座。

10数種のボリビアのリズムをダンサーが順繰りに踊ってくれる。伴奏の若手グループが、ダンスの合間に(ダンスなしの)演奏も披露するが、あまりうまくない。

後半は、ベテラン風のグループによる演奏。前座やってたチャランゴの人もこちらのメンバーの模様。上手い!

両グループとも、(ダンスものを除いて)レパートリーはRumillajta、KALLAWAYAのものが多く、いかにもラパスのグループという印象でした。

客はやはり外国人観光客がほとんどだった模様。ノリノリの欧米、チリの方々のほか、日本人の団体も来店してた(けど、ポカーンってなってた)。

終演後の店内。

時間も遅いため、お店の人にタクシーをつかまえてもらって、ホテルへ帰還。